不動産を売買するに当たっては、自分自身で取引相手先を見つけるのもよいですが、不動産売買業者や宅地建物取引主任者に依頼して取引先を見つけてもらう方が手っ取り早く、安全だと言えるでしょう。建物や土地等は安い売買ではないために、安全に執り行うことが重要となってきます。様々な不動産売買業者や宅地建物取引主任者がいますが、優良な不動産業者を選ぶということは簡単ではありません。というのも、表向きにはどこも大差が無いように見えるからです。
優良な不動産業者は、売買や、特に賃貸においての契約書に関する説明が詳しくされています。敷金、礼金がどのように使われるのかということや、家賃の支払いの方法、またそれが滞った時などにする対処方法、不動産取引業者自体と、売買契約または賃貸契約を結ぶのか、それとも仲介なのかという事も契約する前にしっかりと確認しておく必要があります。また、手付金の内容、これがしっかり分かっていないと、債務不履行があった場合や、どちらかに対して損害賠償が発生する場合に、必要以上にお金を払うはめになりかねません。また、賃貸契約の場合、終了時に支払うお金はあるのか、部屋を綺麗に使っていれば、契約終了時に払うお金が少なくて済むのかどうか等ということの説明がしっかりとされているかということが優良な不動産業者を選ぶポイントとなります。